2020/4/7
「三種の神器」「新三種の神器(3C)」
高度経済成長を象徴するものといったら
三種の神器です
三種の神器と言っても天皇家に伝わるとされるものではなく
電気洗濯機・白黒テレビ・電気冷蔵庫です
この3つの神器
一番最初に普及率が9割を超えたのわかりますか?
正解は「白黒テレビ」です
60年代前半に到達しました
ちなみに60年代前半、カラー放送が始まってたりします
続いて9割に到達したのが「電気洗濯機」そして「電気冷蔵庫」
70年には約9割、75年にはほぼすべての世帯に置いてある家電になりました
この2つは同じような曲線を描いてほぼほぼ同時期に普及していきました
では「新三種の神器(3C)」
この3つは英語の頭文字をとって3Cとも呼ばれました
カラーテレビ(Color Television)
クーラー(Cooler)
乗用車(Car)
この3つのCの中で一番最初に普及したのは…
やっぱり「テレビ」でした
60年代中盤に市場に登場したカラーテレビはグッと普及し
70年代序盤に白黒テレビと主役を交代
80年代になるとほぼ10割の世帯に普及しました
では残る2つのCはというと
乗用車は85年になっても7割に届かず
クーラーは85年にやっと半分普及の有様
結局乗用車は8割前後を推移し続けました
クーラー(エアコン)は2000年代にやっと9割
参考
現代の三種の神器って何でしょうか?
スマホは入ると思いますけど、その他2つがまだ空位ですね